「50代の私のモノとのつきあい方」というカテゴリーを
設けてみたい。と思ったのは
この鰹節削り器を使ってみたいと思ったことから。
この鰹節削り器は亡き父が
私が結婚することが決まりかけた頃
「これ持ってけ。」と手渡されたもの。
唯一の父からのプレゼント。
子どもに愛情を表現するのがとても苦手な父。
だけど 小さい時から おいしいものを食べに連れて行ってくれて
「まんまもんを見ろ。という言葉もよく言われた。
大事なこと 大切なことを たくさん 感じ取らせてくれた。
厳しく 無口で
でもおしゃれで センスのいい父だった。
整理収納の仕事をしていること
インテリアが好きなことは
父の影響がとても大きい。
そんな父からもらった鰹節削り器を
結婚して30年。
実はほとんど使ったことがなかったのです。
確か数年前に 使ってみようとトライしたら
刃がダメになっていて そのまま放置していました。
先日、パントリーにずっと在る
この鰹節削り器を取り出して
今、刃を研ぎ直さなかったら
この先 使うことのないままかもしれないな。
それは いやだな。
まだ 私の年齢なら 鰹節を削ることが出来る。
夫婦2人暮らしになって 少しゆとりも生まれて
鰹節削りで削った鰹節を食べるのも いいかも。
毎日の様に 整理収納サービスに持って行く おにぎり
鰹節削り器で削った鰹節を入れた
おかかのおにぎりを作るのも いいかも。
月日が経て この年齢になって
この鰹節削り器を使うシーンが
現実的になってきたのです。
そして、鰹節削り器の刃を研いでくださる所を探し
研ぎに出し。
鰹節も購入しました。
30年ぶりに復活した鰹節削り器。
なんか ドキドキ。
子どものころ 削っていたのを思い出す。
こんな感じで良かったかな?
向きはあっているのか??
削っていくと ぽわ~んと 鰹節のいい香りがします。
そーそー。これこれ。
おかかのおにぎりも作ってみました。
おいしいけれど おかかのおにぎりはまだまだ
改善が必要だな^^
そんなこんなで現役で使える様になった 鰹節削り器。
亡き父からの唯一のプレゼントの鰹節削り器が復活しました^^
この先何年使うかなー。
収納場所は ぱっとさっと 手に取れる様に
パントリーの一番手前の棚に 置くだけ収納に。
30年間 放置していた 鰹節削り器
この年齢になって ようやく現実的に使えるモノになりそうです。