うちの子供たちの受験が成功したのも、整理収納の力である、といっても過言ではありません。

整理収納と受験

きっかけは、中学受験を目前に控えた娘の一言。「この前渡したプリントどこ？」

そして、プリントの山から急いで探す私・・・。

それでも見つからなくて、クローゼットを開けると、今にも落ちてきそうなプリントやファイル類。

クローゼットを開けるたびに自己嫌悪の毎日でした。

「いつかここを綺麗に整理しよう」と思いながらも、いざ実行にうつすとなるとものすごく憂鬱で、なかなか進まないものでした。

その間に塾からもらってくるプリントやテスト類はたまる一方。

悪循環な毎日に、以前からブログを読んで知っていた尾山さんにお願いをすることにしました。

尾山さんは、ご自身も二人のお子さんを育てたという私よりほんの少し先輩ママでもあります。

ですから同じような経験をしている分、整理収納に関しての悩みもすごく分かって下さいました。

まずはプリント類の整理から。

最初に尾山さんと、「どうしていきたいのか」そのためには「どうすればいいのか」という頭の中での整理をきちんとしておいたので、片付けはとてもスムーズに進んでいきました。

一緒に片付けて行くので、しんどいとか大変だということが全くないんですね。

時には子育ての悩みを相談しながらの片付けは、いつもあっという間でした。

そしてきれいに整えられたクローゼットを開けるのが楽しくなった私は、受験を控えた長女の部屋についても相談することにしました。

長女は几帳面な性格なので、プリント類を整理しやすいような工夫をしてあげたり、小物入れは大好きなピンク色のものを尾山さんに用意して頂いたりして、勉強のモチベーションアップにつなげたりしました。

また娘のクローゼットにはひとつひとつテプラを貼って、どこに何が入っているかを一目で分かるように整えてあげました。

そして見事、第一志望に合格！

受験を終えて、親として勉強を教えてあげることはできなかったけれど、部屋を整える、環境を整える、という一番大事なことをしてあげられたように思えます。

娘も「プリント類が部屋中に散乱していたときは、それだけでいやな気分になっていたけれど、ママに整理整頓してもらってからは毎日がとても気持ちよく勉強できるようになったよ。お友達にも自慢できる部屋！！」と言ってくれたとき、尾山さんに依頼して本当に良かったなと思いました。

受験が終わってから、娘は、自分ひとりでさらに片付けるようになりました。

ある程度の土台作りをしてあげたので、あとは娘が自分が好きなように、楽しく片付けているのが分かります。

先日のぞいたときも、私と同じようにひとつひとつテプラをつけて分かりやすく収納しているのを見て、なんだかとても嬉しくなりました。

それからすぐに息子の中学受験。

こちらはおおざっぱな息子の性格に合わせて、尾山さんと一緒に考えていきました。

これなら面倒くさがりの息子でも片付けができる！という収納。

また気が散りやすいために机のまわりには勉強に必要なもの以外何も置かないようにしました。

そしたら見事に集中力がアップ。

おかげさまで息子も第一志望に合格することができました。

今でも息子の部屋はいつもきれいです。

こんなにきれい好きだったかな、と思うくらいきれいにしてくれています。

子供二人が中学生になって、ますます勉強に関わることもできず、口出しすることも難しい年ごろになってきました。

それでも衣食住だけはきちんと整えてあげたい、そしてこの「住」の部分の大切さを教えてくれたのはまぎれもなく尾山さんでした。

整理収納の素晴らしさは、見た目の美しさだけはなく、もっともっと深いものがあるんだと改めて実感しました。

うちの子供たちの受験が成功したのも、整理収納の力である、といっても過言ではありません。

尾山さんとのお付き合いもかれこれ４年目ですね。

尾山さんには、これからも子供たちの成長に合わせて、いろいろなご相談を含め末永くお付き合いして頂きたいと思っております。

これからもどうぞよろしくお願い致します。